本ユニットについて

目的

子どもたちの文化間移動は活発化し、学校等の教育機関では外国人児童生徒等の教育が重視されるようになりました。学校には、新たな言語・文化との出会いを豊かさに転換し、この子どもたちの学びを保障するために、多様性と包摂性の実現が求められています。わたしたちは、学びの連続性、学び手としてのエイジェンシー、社会的存在としての自己実現、自律的な生涯学習、社会構造・価値観の見直しをキーワードとし、教育の公正性を議論します。また、実践的課題の解決に向けて、外国人児童生徒等教育・支援に携わる皆さん(教育者)と共に学びの場を創ります。そのために以下の事業を行います。

※本ユニットでは、学校等の教育・支援機関で学ぶ多様な言語的文化的背景をもつ子どもたちを外国人児童生徒等と呼びます(国籍は問いません)。

事業

1 調査・研究

外国人児童生徒等の教育・支援を巡る諸問題に関する調査・研究を行います。また、関連情報を収集し提供します。

2 開発

外国人児童生徒等教育・日本語教育の充実に向け、教育内容・方法の検討と開発、研修プログラムの開発等を行います。

3 研修

外国人児童生徒等教育・日本語指導の担当教師・支援者、学校管理職、指導主事を対象に研修を実施します。

4 事業受託

文部科学省等の事業を受託し実施します。
実績:令和3~4年度 文部科学省委託「高等学校における日本語指導体制整備事業」
令和5年度 文部科学省委託「高等学校における日本語指導体制の充実に関する調査研究」

ユニット構成員

令和6年度

東京学芸大学先端教育人材育成推進機構 外国人児童生徒教育ユニット

  • 齋藤 ひろみ(ユニット長:教育学部 教授)
  • 見世 千賀子(副ユニット長:国際グループ 准教授)
  • 小西 円(国際交流/留学生センター 准教授)
  • 原 瑞穂(教育学部 准教授)
  • 米本 和弘(教職大学院 准教授)   
  • 谷 啓子(教育学部 特任准教授)

連携協力大学

  • 市瀬 智紀(宮城教育大学 教授)
  • 河野 俊之(横浜国立大学 教授)

ユニット活動実績

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