2025年度 シンポジウム「外国人児童生徒等教育を担う教育者・支援者の育成 ―『多様性の包摂』の実現に向けて―」報告
東京学芸大学 先端教育人材育成推進機構 外国人児童生徒教育推進ユニット
報 告
シンポジウム2025
外国人児童生徒等教育を担う教育者・支援者の育成
―『多様性の包摂』の実現に向けて-
日 時 : 2025年1月31日(月)13:00-17:00
会 場 : オンライン ウェブ会議システムzoomにて
参加者 : 253名
学校教育が多様性・包摂性の実現を目指す現在、外国人児童生徒等教育もまた、新たな局面を迎えようとしています。本ユニットは、「子どもたちの多様性が活きることばの教育」を目指し、開発・調査研究・研修事業を展開していますが、その一環として、シンポジウムを開催しています。昨年は「社会的包摂」の捉え直しをテーマに、マイノリティの子どもたちの教育について、現場の取り組みを例に検討しました。それを踏まえ、本年は外国人児童生徒等教育のフロントラインに立つ教育者・支援者に光を当て、多様性の包摂の実現に向けて期待される実践力や資質・能力、そしてその養成・育成について検討します。文部科学省の関連施策・今後の検討の方針についての講話と、多様な言語的文化的背景をもつ子どもたちの教育活動に長年携わってきた教育関係者、専門家によるパネルディスカッションで構成します。 なお、本シンポジウムの前半には、本ユニットの成果の一部として、日本語プログラム開発・調査研究活動の報告を行いました。
*青字部分をクリックしてください。報告書・資料がダウンロードできます。
第一部 13:00-14:00
本ユニットの2025年度事業成果報告
1 本ユニットの事業概要 齋藤ひろみ(東京学芸大学)
2 研修事業「多様性が活きることばの教育2025」
1)オンライン研修
①幼・小・中・高の学びの連続性を保障することばの教育
谷啓子・米本和弘(東京学芸大学)
②多様な言語的文化的背景をもつ高校生のための学習環境づくり
小西円(東京学芸大学)・市瀬智紀(宮城教育大学)
2)実践交流会 河野俊之(横浜国立大学)・原瑞穂(東京学芸大学)
3 研究調査事業 外国人児童生徒等のウェルビーイングに向けた心身の健康課題と
その教育・支援に関する調査研究 見世千賀子(東京学芸大学)
第二部 14:00-17:00
パネルディスカッション
「外国人児童生徒等教育を担う教育者・支援者の育成―『多様性の包摂』の実現に向けて-」
基調講話「外国人児童生徒等に対する教育の充実に向けて」
文部科学省 総合教育政策局 国際教育課課長 釜井宏行氏
趣旨説明 齋藤ひろみ(東京学芸大学)
発題1 「視線合わせから、意識合わせ、呼吸合わせへ―OECD Teaching Compassで考える教育者コミュニティのこれから―」
東京学芸大学 教授 西村圭一氏
発題2 「学校教育現場で外国人児童生徒等の教育的包摂を実現する~大阪市における多様な文化的背景をもつ子どもの教育から~」
大阪市教育委員会人権・国際理解教育グループ プレクラスコーディネーター 山﨑一人氏
発題3「外国人児童生徒等教育を「ライフコース」から考える 包摂は、その後の人生まで届いているか」
群馬大学 教授 結城恵氏
発題4「多様性の包摂における教育者の役割― 外国人児童生徒等教育からの発信―」
国際交流基金日本語国際センター所長(東京学芸大学名誉教授) 佐藤郡衛氏