2026年度 研修スケジュール
2026年度研修
「子どもの多様性が活きることばの教育:日本語学習をデザインする」
<趣旨>
東京学芸大学先端教育人材育成推進機構外国人児童生徒教育推進ユニットでは、外国人児童生徒等を対象とする日本語教育(指導)に関するプログラム開発(プログラムの開発、各プログラムの活動・ユニット案の作成と提案)を行ってきました。そこで、2026年度の研修では、「子どもの多様性が活きることばの教育―日本語学習をデザインする」と題して、開発したプログラムと活動・ユニット案をもとに、日本語学習をデザインする活動を行います。オンラインによるワークショップ型の研修となります。対面同様にとはいきませんが、プログラムや活動計画の具体例を紹介し、グループで言語活動について話し合ったり、対象の児童生徒を設定して、活動案を作成する活動を行います。参加者同士が日本語プログラムや学習をデザインする活動を通じて、多様性が活きることばの教育を具体的に構想することを目的としています。
小中学校における日本語教育・指導に関する研修では「問題を解決するためのことばの力を育む」として、研修を3回、実施します。第1回は、まずは、日本語指導・教育の担当が初めての方向けに、「日本語指導の体制や仕組みづくりの重要性」に関する講義を行います。次に、開発したプログラムや活動・ユニット案開発の考え方と基本構造をご紹介したうえで、活動・ユニット案に基づき、日本語学習のデザインについて話し合います。第2・3回は、日本語の授業や指導のために、「トピックをめぐる言語活動」、「課題達成のための言語活動(タスク活動)」のデザインを検討します。
高等学校における日本語教育・指導に関する研修は「社会参加するためのことばの力を育む」をテーマとし、2回の開催とします。第1回は「学校生活のための日本語学習のデザイン」とし、一つの社会である学校での生活を、自分らしく、力を発揮して送るための日本語の力を育む授業づくりを考えます。第2回は「社会生活のための日本語学習のデザイン」とし、社会的存在として、学校外の生活や卒業後の社会参画のための日本語の力を育む授業を検討します。
また、実践交流会「多様性が活きる言葉の教育実践2026」を2地域で実施予定です(日程・開催場所は、決定し次第公示します)。参加者ご自身が取り組んだ実践について、授業計画や教材、子どもたちの作品や成果物等を持ち寄って、紹介し合います。参加くださる方と共に、実践経験の交流を通じて、自身の実践を振り返り、そして、他者の実践から新たな視点やアイディアを得られる場を創ります。
以上、3タイプの研修を実施します。これらの研修で、子どもたちが、母語や母文化等の多様性、出身国・地域等での経験を活かしながら学べるような学習のデザインについて共に考えてみませんか。そして、学級・学校・地域社会の一員として、その力を存分に発揮するための「ことばの教育」について語り、学び合いましょう。
各プログラムの構成は以下の通りです。いずれもワークショップ型の研修となりますので、参加者の皆さんにも、学習デザインの考え方や活動のアイディア、また、ご自身のご経験等を積極的にお話いただいたり交流していただきます。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
★オンライン上でグループに分かれたり、アプリを使って記入作業をしたりします。オンライン会議システム(ZOOM)での参加の仕方については、事前に学んでいただけますようお願いいたします。(当日サポートは致しますが、細かな操作などは、専門スタッフがいないために対応ができない場合があります。)
<研修スケジュール・テーマ一覧>
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研修テーマ |
種類 |
研修名 |
日程 |
定員 |
各回のテーマ |
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「子どもの多様性が活きることばの教育:日本語学習をデザインする」 |
小中学生の日本語教育・指導のためのオンライン研修 |
課題を解決するためのことばの力を育む |
5月17日(日) 9:30~12:30 |
50名 |
第1回 日本語プログラムと活動をデザインする |
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6月7日(日) 9:30~12:30 |
50名 |
第2回 学習活動をデザインする①―トピックをめぐる言語活動 |
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7月4日(土) 9:30~12:30 |
50名 |
第3回 学習活動をデザインする②―課題達成のための言語活動(タスク活動) |
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高校生の日本語教育・指導のためのオンライン研修 |
社会参加するためのことばの力を育む |
6月7日(日) 13:30~16:30 |
50名 |
第1回 高校生活のための日本語学習のデザイン |
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7月4日(土) 13:30~16:30 |
50名 |
第2回 社会生活のための日本語学習のデザイン |
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日本語教育・指導の実践交流(対面研修) |
未定 2回実施予定 |
各会場 30名 |
多様性が活きることばの教育実践 2026 ~ 実践を振り返り子どもの姿に学ぶ ~ |
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