「多様性が活きることばの教育」研修A 文化間移動する高校生の日本語指導 第1回

◆日時:2024年6月9日(日) 10:00-12:30
◆会場:オンライン(Web会議システム zoom)
◆定員:100名 *ご好評につき、150名に増枠いたしました(5月17日)

テーマ:進路選択で重視される「日本語の力」
―日本語能力試験へのチャレンジ―

「特別の教育課程」により日本語指導を実施する場合、教科等の学習、社会的活動への参加、キャリア教育等と関連付けた学習活動として日本語の指導計画を作成することが期待されます。
 高等学校卒業後の進路選択には、日本語の力が大きく影響します。法務省は、高等教育機関等へ入学するための日本語能力に関し、日本語能力試験(JLPT)のN2合格等を指標として示しています。本研修では、JLPTのための日本語指導を「個別の指導計画」に位置づけ、教科学習・社会参加のための教育・支援活動とを関連付けて実施することの重要性を検討します。試験のために日本語の知識を学ぶに留まらず、教科等の学習に関連付け、それを運用し問題解決する力を向上させるための学習として授業をデザインする工夫について考えます。
 加えて、「特別の教育課程」による日本語指導を実施している高等学校に、具体的な指導体制や指導内容について報告をいただきます。

10:00- 10:30  講義:「特別の教育課程」の編成による日本語指導
             -日本語能力試験(JLPT)の受験を「個別の指導計画」に位置付ける-
                           齋藤ひろみ(東京学芸大学)
10:30-11:35   講義:「進路選択の幅を広げる日本語の力を育む」
              -日本語能力試験(JLPT)対策を運用力向上のための学習に-
                           市瀬智紀(宮城教育大学)
11:35-12:00  報告:「特別の教育課程」としての日本語指導実施校より
          「特別の教育課程」日本語 
             東京都立砂川高等学校定時制(3部制・単位制)
               教諭 高島みゆき   日本語指導支援員 綾野 舞
12:00-12:30  交流

関連動画へのアクセス情報を1週間程度前にお送りします。視聴の上ご参加ください。

◆お申込み:コクチーズよりお申込みください。https://kokc.jp/e/unitc_online1A/

申込期間:5 月 15 日~ 6 月 5 日

よろしければ、下の第1回研修のチラシもご活用ください。