外国人児童生徒教育ユニット 2024年度 シンポジウム 報告

東京学芸大学 先端教育人材育成推進機構

報 告

シンポジウム2024
子どもたちの多様性が活きることばの教育

日 時 : 2025年2月24日(月)10:00-16:40
会 場 : オンライン ウェブ会議システムzoomにて
参加者 : 260名 

文化間移動をする子ども・若者のことばの教育は、かれらの社会的包摂に向けてどのような役割を果たし得るのか。本ユニットの調査・研修の成果及び、自治体の教育行政における制度・仕組みづくり、学校における教育実践、そして、地域における支援に関する取り組みをもとに、社会的実践として「ことばの教育」を捉え直す。
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外国人児童生徒教育推進ユニット 2024シンポジウム報告書 
  *ページ最下部に当日の提示資料がございます。


<プログラム> 

午前の部  本ユニットの研究成果報告 10:00-12:00

分科会1 

1) 高等学校における「特別の教育課程」による日本語指導の実装化

      見世千賀子・米本和弘(東京学芸大学)・河野俊之(横浜国立大学)  

2) オンラインによる「子どものための日本語教育研修」の成果

    原瑞穂・小西円・谷啓子・工藤聖子(東京学芸大学)  

分科会2 

高等学校の日本語プログラム開発(経過報告) 

概要説明 齋藤ひろみ(東京学芸大学)

報告1 五十嵐恵美(愛知県立御津あおば高等学校)

報告2 佐屋麻利子(神奈川県立相模向陽館高等学校)

報告3 佐藤紘司(茨城県立石下紫峰高等学校)

質疑応答:青木由香(荒井学園高岡向陵高等学校)・笠井淳子(東京都教育庁グローバル人材育成部)・築樋博子(元豊橋市教育委員会)・中村夏帆(岩倉市立南部中学校)

午後の部 基調講演とパネルディスカッション13:00-16:40

1 基調講演 

「〈包摂と排除〉を超えるメタ理論―マイノリティの教育を巡って」

    倉石一郎(京都大学大学院)

2 パネルディスカッション 

テーマ 「子どもたちの多様性が活きることばの教育―社会的包摂を目指して―」

パネリスト

   「大阪における外国につながる子ども・若者へのことばの教育実践」

                   山田文乃(立命館大学)   

  「在日クルド人の子どもたちの支援」 山田拓路(認定NPO法人メタノイア)  

   「東京都における小中高を結ぶ日本語指導の仕組みづくり」

                   三田典子(東京都教育庁グローバル人材育成部)   

 ディスカッサント 見世千賀子(東京学芸大学)
 コーディネーター 齋藤ひろみ(東京学芸大学)

3 閉会